ソーシャルメディアではじめる社会貢献

というイベントに参加してきた。
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ソーシャルメディアを使って社会貢献をしている方のお話を聞くというもの。
メインはマーケティングコンサルタントのイケダハヤト(@IHayato)さん。その他、ブラインドサッカー協会の植原正太郎(@little_shotaro)さん、吉田将人(@masato119)さん(サークルの後輩がこんなところに!)などなど。

結局Act!これです。
自分が社会や世の中に対しておかしいと思ったら、とりあえず実行してみること。目的達成のための手段としてtwitterfacebookは非常に有用な手段である。その手段を用いて少なからずの成功を収めた方々がそこに集まっていたという感じ。


兎にも角にも、一番興味深かったのはイケダハヤトさんの講演です。後ろのほうでまとめます。
この時代、良くも悪くもおかしい問題はアチラコチラに広がっている。そして抱いた問題意識を共有するための手段がある→ソーシャルメディア。仲間を集めることが出来る場所。

セミナーの中で取り上げていた例を幾つか紹介。
1.イケダハヤトさんが、NPOマーケティングできていない現状を問題視して、ブログのタイトルを「NPOマーケティングの力を」に変更して"旗を立てた"。すると、某製造業のプロのマーケティング部の方から一緒にやりましょうと直々に声が。この時点でイケダさんは何もしていないのに、旗を立てたことで仲間が集まり、チャンスを得た。

2.大元隆志さんという普通のサラリーマンが、日本のスタートアップが報われていない現状を問
題視して、で日本のベンチャーに光を当てよう!という内容の会議をしたいとFacebook上で"旗を立てた"。すると、最終的に1000人を超える人が集まり、その中には会場を提供してくれる人がいたり、出資してくれる人がいたりと、まさに大元さんが立てた旗のもとに仲間が集まった。
Social Conference
http://www.facebook.com/SocialConference

イベントの登壇者の方も形は違えど、みな"旗を立てて"いた。素晴らしい。


自分自身、生活する上でこれはおかしいんじゃないかと思うことはある。でもそれに対して特にアクションを起こすわけでもなく、なんとなくやり過ごしていたり、深く考えなかったりする。これはすごくまずいことな気がする。
別に世の中のためになる、ならないではなくて、そもそも既存のメディアとか構造とか仕組とかに疑問を抱かなかったり、アクションをおこさないということは必然的に既存の枠組みの中で生きるということにつながる。すると世の中は絶対に変わらないし、個人としても会社の中のソルジャーとして死ぬことが目に見えている。

今週のプレジデントにも書いてあったこととも関係するけど、年収800万の人は兵隊のトップになるためのスキルを高める本を読む。年収1500万の人は仕組を作るのに役立つ本を読む。仕組を作ることに興味を持つということは言い換えれば既存の仕組に疑問を抱いていることに他ならない。

旗をたてる、立てないもものすごく重要なのだけど、その前にまず重要なのは「既存の仕組に問題意識を持つこと」。それが出来る人は旗を立てて大きな事を成し遂げたり、社会的に価値のある人だと認められて相対的に高い給料をもらうことができるのだろう。


問題意識を持とう。
あれ、しばらく前にもこんなことを書いた気がする。