ボッコちゃん

星新一のぼっこちゃん読んだ。

一言で言うと、"witty"な文章。
短い文章の中で最後は綺麗にまとめる。

人間の欲だったり、愚かさだったり、生命と感情だったりを、
社会的な視点だったり、数理的な視点だったりから、
ノンフィクションだったり、サイエンス・フィクションだったり、寓話風に語る。
wittyに。humorousに。

おもしろーい。教養あるってやっぱ素晴らしいね。


◇あとで調べたこと。
祖父は東京大学名誉教授で人類学の第一人者、祖母は森鴎外の妹とのこと。良い家の育ちなんだなー。
400字詰め原稿用紙にして10数枚程度のショートショートと呼ばれる小説形式を得意とし、当用漢字しか用いない平易な文章、時事風俗や固有名詞、性や殺人を描かない透明感のあるその作風は、年齢性別国籍を問わず広い読者層、とくに小中学生の子供たちに支持され、「ショートショートの神様」と呼ばれた。
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